気まずい時ってあるよね。
例えば、学生時代、部活の集まりとかでご飯を食べたあと、帰宅方向がいっしょだからという理由でふたりきりで帰るとき。別に仲良くないわけじゃないんだけど、ふたりきりだと何話していいかわからない。気まずいね。
あとは、デートに誘って女の子とふたりきりのとき。緊張しちゃって、沈黙が続いてなにしゃべろう、、なにしゃべろう、、のループでさらに焦っちゃう。気まずいね。
じゃあなぜ僕らは気まずくなるのか。
それは、"気まずい"という雰囲気を僕らが作り出してしまっているから。相手が何を考えているかわからない沈黙があると、お互いに何かを話さなきゃという強迫観念に迫られる。それが気まずいの正体だと思う。
だから、ちょっと気まずいなって思ったら、「気まずいね〜」って言っちゃえばいい。気まずいことを共有してしまえばそれは気まずくなくなる。気まずいということを言わないまま気まずい雰囲気が続くことこそが気まずいのだから。
気まずいね〜と言ったあとは沈黙が続いたとしても気まずくない。だってお互いに気まずいことを共有できている。相手も気まずいねって思っているのがわかっている。
だから、僕らは気まずい状況を恐れることなんてない。
むしろ"気まずい"は僕らが仲良くなるためののびしろだ。