ある日、ぼくは布団の上に座る犬を見つけたんだ。そいつはとってもとっても可愛くて、犬じゃないみたいだった...(いや犬!!)
その犬はぼくの方を見ていた。いや、むしろ逆で、ぼくが犬を見つめていたのかもしれない。犬とぼくの目が合った。犬は動じる様子がない。そこにどしっと構えていた。
ぼくはその動じない様子に感銘を受け、矯めつ眇めつ眺めてみたが、やはり犬は動じる様子がない。(つ、つよい、、)
そこでぼくは犬にチューしようとした。
しかし、犬は動じない。
ぼくはチューすることを諦めた。
ぼくは犬に嫌われているのだろうか、いや、そんなはずはない。。。いつもペットショップで買ったおいしいおいしいおやつを与えているのだ。だからいつもぼくが家に帰宅すると犬はめちゃめちゃしっぽをふって回りまくってカイカイしてきてぼくを出迎えてくれる。
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いや、嫌われているとかじゃないか。犬はぼくのことを、"おいしいおいしい食べ物を与えてくれる人"とだけ認識しているのかもしれない。いや、mayじゃなくて、would。確実にそやな!!!!!
でも、まあいいです。ぼくは家に帰宅した時の一瞬だけでもめちゃめちゃ喜んでくれる犬が好きです。
あと、コタツに呼んだらコタツのふとんを頭でかき上げて中に入っていく犬も好きです。こたつに入る前にちゃんと伸びをしてから入る犬も好きですし、暑くなったらコタツのふとんをかき上げて外に出てきてドテンとする犬も好きです。
あと、お手って言ったらお手をしないと見せかけてする犬も好きですし、ハウス!って言ったらめちゃくちゃ怒って噛み付いてくるけど結局おうちに走っていく犬も好きですし、実際に噛むと申し訳無くなって噛む力を緩める犬も好きです。
犬って、かわいいですね