合コンをした。BBQだ。職場の先輩夫婦がセッティングしてくれて、職場の先輩夫婦の家でやった。
合コンなんていつぶりだろう。大学生の時以来だから4,5年ぶりかもしれない。この合コンはいずれ、僕の人生の分岐点となるだろう。それくらいにはたくさん反省点があった。これらの反省点をひとつひとつ改善していくことで、僕の未来は明るくなるはずだ。失敗を成功のもとにするために今日、僕は反省文を書く。
「合コンの反省点と今後の展望」
社会人4年目 あ
私は、職場の先輩夫婦に開いていただいた合コンにおいて、気になる女性がいたのにも関わらず、積極的にその女性にアピールできませんでした。また、率先して行動を起こすこともできませんでした。申し訳ありませんでした。
この日はまず、女性といっしょにBBQの買い出しに行きました。買うものリスト作成のため、女性が率先してメモしてくれました。本来であれば、私が率先してメモするべきだったと感じています。むしろ、BBQの買い出しに行くと知っていたのであれば、先に買うものリストを作っておいてから議論するべきだったと思います。このあと、お肉やさんチームとスーパーマーケットチームに分かれて買い出しに行きました。私は女性2人、男は私ともう1人でスーパーマーケットチームとなりました。買い出しはとても楽しく、あれいるよね?これもいるかな?量はどのくらいだろう?なんて会話をしてわいわいできたと思います。ですが、今になって思うのは私は反応が薄かったと思っています。もっと、あからさまに大きな反応をして会話を膨らませたりできたはず、だと思いました。また、お会計では買ったものを箱に詰めていく作業を女性と行ったのですが、会計の待ち時間に会話の1つや2つできたんじゃないかと感じています。今後、このようなチャンスは逃さずつかんでいきたいです。そのために、さっとできる会話を日々考えながら生きていきます。
買い出しが終わり、BBQの準備に入りました。この準備の段階は特に反省点はございません。みんなで協力して準備ができたと思います。
お肉は先輩が全部焼いてくれるという超絶サービスをしてくれたおかげで、私達はすでに焼かれたお肉を囲みながらお話するという機会を得ました。ここでの反省点はたくさんあります。まず、私がお酒が苦手だということです。女性陣はみなさんお酒に強く、飲めない私はこのときほどお酒が飲めないことに劣等感を感じたことはありません。まあ、こればっかりはどうしようもないのですが、お酒が飲めないなら飲めないなりに面白い話をするとか、会話の中心になるとか、シラフだからこそできる高等な会話をすることができたと思います。私は面白い話ができる素質を持っていると自負しておりますので、あとは積極的に話す勇気が必要だと感じています。次回の合コンがあるときはとりあえず第一声話してみる、を実行しようと思っています。先に話し出して主導権を握りさえすればその勢いのまま、話せるはずです。途中からガンガン喋りだすのは本当に難しいということを今回痛感いたしました。次回、最初からガンガン話す人、になりたいと思います。
また、今思うと人の会話にもあまり入っていけませんでした。誰かの会話に割り込む勇気も必要だと感じています。これを鍛えるために、まずは友達複数人で喋っているときに意識して会話することを心がけ、その意識を合コンでも発揮できるよう訓練していきたいと考えています。
次が最後の反省点です。気になる女性と一瞬ではありますがふたりになった瞬間がありました。しかしそのとき私は何も話すことができなかったのです。なぜ話すことができなかったのかというと、このような一瞬のチャンスで話したいことを決めていなかったから、だと思います。今思うと、あのとき、「〇〇さんってマスク取ったほうがかわいいですよね」なんて一言言えていたらと思うと胸が苦しくなります。この一言を伝えたかったです。あとからグループラインでその人のことを友だち追加して送るなんて気持ち悪くてできません。直接、あの一瞬で伝えることができていたら、未来は変わっていたのかもしれません。ですので、これからは、気になる女性に伝えたいことは、あらかじめ考えておき、一瞬のチャンスでそれを伝えられるよう準備しておきたいと思います。
以上、反省の証としてここに記しました。これからは、これらの失敗を再現させないよう努めてまいます。このたびは、合コンを十分に盛り上げることができず本当に、本当に申し訳ございませんでした。